冷え性の人は、季節に限らず手足が冷えているように感じてしまいます。冬の寒いところで手足の冷えを感じるのは当たり前ですが、夏場のクーラーの効いた室内や、寒さ対策で洋服を着こんでいても、手足の冷たさを感じてしまうのが冷え性の症状です。
では、なぜ冷え性になってしまうのでしょうか?
冷え性の原因は、血行不良から起きています。
血行不良は毛細血管が関係していて、寒さで毛細血管が収縮してしまったり、動脈硬化によって血液循環が悪くなることで、血行不良になってしまいます。特に血行が悪くなりがちな手足がその影響を受けやすく、冷え性では手足が冷たく感じてしまうのです。
冷え性は、主に次のような原因から起きていると言われています。
- 食生活が原因での冷え性
血液がドロドロになってしまう原因となる、生活習慣に悪影響を及ぼすような食生活はもちろん良くありませんが、それ以外にもお菓子なども冷え性にはよくありません。
- 運動不足が原因で起きる冷え性
運動不足による新陳代謝の低下は、血液循環にもよくありません。運動不足による筋力の低下が、毛細血管の収縮に悪影響をとなります。
- 空調機器による冷え性
空調の温度調節に頼りすぎると、体内の温度調節の神経機能が低下してしまうため、気温や湿度の変化に対応できなくなってしまい、冷え性を引き起こしてしまいます。